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■機能したフォーメーション変更
<守備について>
 バイタルエリアの守備は大きく改善されました。やはり本田拓也の存在は非常に大きく、システム変更というよりも、本田の起用こそが守備力の向上につながったのだとは思いますが、これから重要な試合が続くので、守備力が向上した事は素直に喜びたいと思います。システム変更の効果もありました。両外国人も、予想以上に献身的な守備を見せてくれましたし、柴崎も、自身が与えられた役割に徹してくれていたと思います。最後のところでボールを弾き返す事が出来ず、相手のエースFWのレアンドロにやられてしまいましたが、選手達も監督も、守備には手応えを感じていると思います。

 本田の存在感は大きいですが、恐らくはまだ90分間は持たないコンディションにあります。本田が交代した後の残り10~20分の凌ぎ方については、引き続き課題となります。中田浩二の復帰が迫っているので、中田が起用できれば、その不安を大きく軽減出来ますが、中田も怪我明けですぐにトップコンディションには至らないでしょうから、その点は大きな課題となります。安定した成績を収めるには、強固な守備が欠かせません。ガンバ大阪戦では、本田の重要性が再認識でき、チームメンバーの守備の方向性も定まったので、結果は残念でしたが、少なくない収穫を手に入れたと思います。

<攻撃について>
 新システムでは、守備だけでなく、攻撃面でも機能していたと思います。今や国内屈指のポストプレーヤーへと成長した大迫は、前線でボールを良く収めてくれました。得意の振り幅の小さなミドルシュートで、ポスト直撃のシュートも放ち、1TOPとして稀有な存在である事を、改めて証明してくれました。このシステムでは肝となるポジションなだけに、今後も同様の活躍を続けて欲しいです。

 新システムの思わぬ(?)副産物となったのが、ドゥトラの活躍です。選手間の距離が近くなった事もあると思いますが、最近は強引なドリブル突破に終始していたプレースタイルに変化が見られ、ショートパスで崩しに参加する場面も見られました。元々、能力は高い選手ですし、そのドリブルの突破力から、相手DFを引き付ける事は出来ています。そこからパスが捌ける様になれば、チームの貴重な戦力になれると思いますので、ガンバ大阪戦のプレーを続けて欲しいです。

 レナトもトップ下の位置でイキイキとしており、ジーコの教えの様に、ゴールへパスをする様な、テクニカルなシュートで先制点をチームにもたらしてくれました。気になったのは柴崎ですが、この試合では、ガンバ大阪の左サイドの攻撃を食い止める事に力を注いでくれていたので、FC東京戦ではもう少し攻撃面でも持ち味を発揮してくれると思います。

 このシステムの攻撃面での課題は、この試合に出場しなかった興梠をどう組み込むかだと思います。圧倒的な身体能力を誇り、数字も残している興梠を控えにしておくのはもったいないですよね。一瞬の瞬発力を活かしてのワンタッチゴールという興梠の持ち味を一番発揮するには、1TOPの位置がベストだと思いますが…今後の起用法に注目していきたいと思います。


■選手交代について
 74分の2枚変えについて、疑問を抱いた方は多いと思います。私もそれを見た瞬間、疑問を抱きましたが、試合後に振り返ると、現状抱えている選手を考えれば、致し方ない部分もあると思います。本田が足を攣ってしまった事により、交代をせざるを得なくなりましたが、誰がみても明らかに効いていた本田を単純に増田に交代させるのは、守備力が大きく下がってしまいます。ガンバ大阪戦の登録メンバーを見渡した際、本田の次に守備に秀でた選手は青木です。そのため、青木をスライドさせて、その穴埋めを図り、青木の位置には昌子を入れたのでしょう。ただし、本田と比べると、青木でもバイタルの守りでは見劣りをしてしまうので、前線からの守備を強化する事でチームの守備力の向上を図り、その意味で、レナトに変えて本山を起用したと思います。

 個人的には、この選択は間違っていないと思いますし、2人を一度に変えてリードするのに時間を使わなかった点だけを除けば、非常に理に叶った采配であると思います。結果論になってしまいますが、個人的には、遠征に帯同していた梅鉢をあの場面で起用したかったです。梅鉢は本田とはタイプが違いますが、ねちっこいマークで相手の攻撃をストップしてくれると思いますし、少なからず貢献してくれていたと思います。


■下を向く必要はない
 終盤ロスタイムの同点ゴールにより、得た勝ち点は1に留まりました。残留争いから抜け出す事は出来ませんでしたが、下を向く必要は全くありません。調子を上げてきていた残留争いのライバルに対して、アウエーで引き分けた結果は悪くないでしょう。世代交代の歩みを止めないためにも、J2に降格するわけにはいきません。ただ、状況的に上ばかりを見ていれば良い状況ではなくなりました。これからは現実をしっかり見据える必要があります。そうした時に、今回のドローは悪くないと思います。結果はもちろん大事ですが、リーグもまだ7試合ありますし、タイトルを賭けたカップ戦も控えています。苦しい試合を勝ちきる鹿島らしさは、まだ現チームには見られないですが、今シーズンワーストの内容であった横浜FM戦から、ここまで立て直した事をまずは喜びたいと思います。今回の戦い方を基盤にして、この1週間で連携を深め、素晴らしい内容でFC東京戦に勝利してくれる事を期待しましょう!

 
 最後まで読んでいただいてありがとうございます。ジョルジーニョ監督が決断した、思い切ったシステム変更は、守備に安定をもたらしました。終盤戦のこの時期に、ドラスティックな変更を施す事に、不安が無かったと言えば嘘になりますが、最低限の結果を手にする事が出来た事に、ほっとしています。今後も厳しい戦いが続きますが、指揮官を信じて、一致団結して乗り切りましょう!

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