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5月29日(日)Jリーグ第十三節
鹿島1-2広島(19:03/広島ビッグアーチ/8,049人)

【アシスト → 得点】
18分 大迫 勇也 → 興梠 慎三

フォーメーション (vsサンフレッチェ広島) のフォーメーション


【交代出場】
62分 大迫 勇也 → 増田 誓志
71分 小笠原 満男 → 柴崎 岳
85分 フェリペ ガブリエル → 小谷野 顕治

【警告】
該当者なし


 今年最も欲しかったタイトルであるACLをまたしても逃し、失意のまま迎えた広島戦。相手の広島と違って、WEEK DAYに韓国の地で、厳しいアウエー戦を戦っていると共に、アウエー5連戦のうちの4戦目と、厳しい条件が重なり、苦戦は必至でしたが、鈴木満強化部長とオリベイラ監督の会談もあり、今後の戦い方の指標となるこの試合を非常に注目しておりました。ポイントごとに振り返っていきます。


 ■機能しなかった大迫のサイド配置
 この試合は頭から4-5-1システムを採用し、本来はフォワードである大迫を左サイドに配置いたしました。この狙いは、左サイドでワイドに開いた大迫が起点になれれば、縦に突破してのクロスもありますし、中に切れ込んでシュートを打ったり、中に切れ込むことでアレックスが上がるためのスペースを空けて、アレックスとの連携でサイドを崩したりすることで、左サイドの制圧を意図していたと思います。「攻めは最大の防御」との言葉が示すように、相手の右サイドのミキッチの突破は非常に脅威なので、攻め上がりを抑えることが出来れば試合の流れを掴むことができます。
 以上の狙いがありましたが、実際は上手くいきませんでした。大迫は調子が悪いのか、ボールを失う事が多く、アレックスと連動しての崩しもあまり無かったので、ミキッチが恐れることなく前に出てきて、守備のあまり上手くないアレックスとの一対一を再三制して、鹿島に脅威を与え続けました。確かに得点のシーンだけを見るとスーパーゴールのみでやられた印象がありますが、実際は李の決定的なシュート等、何度もサイドからの切り崩しでピンチを迎えてしまいました。このフォーメーションでは、ボランチではなく両サイドの攻撃的選手がサイドの守備も行なう必要がありますが、正直大迫も野沢もその役割を果たせておりませんでした。広島の運動量が後半は落ちたこともあり、ボランチの二人のカバーで後半はあまりチャンスは作られませんでしたが、そこは改善の必要が大きくあります。


 ■なぜ、こんなにスーパーゴールを食らうのか
 ここまでの試合で、大宮のイ・チョンスや浦和のマゾーラ、そして今回の森崎など、どうしようも無いスーパーシュートに今シーズンは何回もやられています。しょうがないシュートだったと片付けることも出来ますが、全てディフェンスの寄せが甘い事は、失点の原因の大きなウエートを占めていると思います。岩政選手が分析していたように、クリーンゴールとはいえ、イ・チョンスや森崎は全くのノープレッシャーでシュートを打てているので、身体をなげだしたプレスが出来ていれば、防げていた可能性は高いです。これは連戦、しかもアウエーでの戦いが続いてしょうがない側面もありますが、ゾーンディフェンスで、あの位置のプレスにいけないと死活問題なので、この二週間の中断期間で、昨年までのような堅固な守備を取り戻して欲しいです。


 ■裏を狙う攻撃に光明が!
 この試合の得点シーンは何故かフリーの大迫がクロスをあげて、何故かゴール前でドフリーになった興梠が決めるという相手のミスが重なった得点でした。確実に決めた大迫と興梠のコンビを褒めるべきですが、この試合良かったのは、興梠の裏を狙う動きでした。サイドから、そして後方から触れればゴールというボールに何回も飛び込んでいきます。こういうシーンを決めていけば、興梠の調子も上がり、それと共に、鹿島の攻撃力も上がっていくのでは無いでしょうか?ちなみに、カルロンの昨シーズンのプレーをyoutubeで観たのですが、最も得意なプレーは裏を狙うプレーで、今回、興梠がゴールに迫ったようなシーンからもゴールを奪っていました。今までの鹿島は裏を狙う動きが極端に少なく、そのほとんどが核として固定されている興梠を狙ったものでしたが、オリベイラ監督も、フォーメーションにカルロンを当てはめるのではなく、カルロンの特性を活かすポジションに配置して欲しいと切に願っています。


 ■4-5-1の今後の戦い方は?
 今回はトップ下にフェリペを配置する4-5-1ポジションでしたが、フェリペの適正を考えると豊富な運動量を活かすにはサイドに配置すべきと思います。中央はキープ力がある遠藤や本山を配置するのが良いかと思います。トップはこのフォーメーションですと、興梠に固定されていますが、前述したとおり、裏を狙う動きが得意でシュートが上手いカルロンや、山形でワントップとして活躍していた田代も起用したいので、興梠はサイドでの起用も織り交ぜるべきだと思います。そういう意味では、興梠には今回の日本代表合宿で、サイドのプレーを3Topシステムが得意なザッケローニから是非学んできて欲しいと思います。ボランチは青木+小笠原より、ポゼッション志向を重視して、青木よりも中田を登用し、小笠原、増田、柴崎はコンディションの良い選手から起用すると良いと思います。ディフェンスは、メンバーを変えるよりも、もう一度チームとしてのプレスの掛け方を中断期間中に確認して欲しいです。
 上記は4-5-1の場合ですが、シーズン開始当初から言っている通り、4-4-2の場合も攻撃的MFの組み合わせは、エリアに進入しない、かつ突破力の無い野沢+フェリペの組み合わせではなく、キープ力があり、得点につながるパスを出せる遠藤を軸に、野沢、フェリペ、増田の調子の良い選手を起用すべきだと思います。


 【試合採点&一言コメント※平均6点】
曽ヶ端 5.5点 失点はGKにはどうしようも無いシュートだった。
アレックス 5.0点 一対一でミキッチにやられる。後半は恐れず、前に出ていたところは○ 
岩政 6.0点 相変わらずの空中戦の強さでDFを指揮
伊野波 5.5点 中途半端なポジショニングがちらほら。
西 6.0点 良い攻め上がりを何度かみせるも、クロスの質をもう少し上げて欲しい。
青木 5.5点 
小笠原 5.5点 最近はボールをうまく散らせないのと後半になると体力が落ちることが目立つ。
フェリペ 6.0点 個人としては、精力的なプレスとゴールまで後一歩の攻撃シーンに絡み良かった。
野沢 5.5点 最後のシュートは決めて欲しかった。違いを作り出せず。
興梠 6.5点 リーグ初ゴール!他に何度かチャンスに絡むも、一点しか決められず。
大迫 5.5点 アシストシーン以外はほとんど目立たず。
増田 6.0点 左サイドに入ったが、適正を考えるとTOP下に入れるべきだった。調子は依然良さそう。
柴崎 6.0点 少しまとまった時間の中でボールタッチも多く、非凡な才能を感じる。もっと長い時間、プレーをみたい。
小谷野 採点対象外 得意なドリブルを有効に活用できず。


 ■今後に向けて
 冒頭に話したとおり、今回の試合は非常に注目していましたが、残念な結果になりました。前回の記事にも書きましたが、二週間の中断期間で組織を熟成し、中断明けの山形戦、そしてホーム復活試合の甲府戦で勢いをつけて、その後の過密日程で他チームの疲れを尻目に、豊富な選手層を駆使して連勝街道といきたいです。そのためにも、今期からの新加入選手の起用方法を確立し、貴重な戦力として、計算できる存在になって欲しいと思います。


 最後まで読んで下さってありがとうございます。苦しい前半戦となってしまいましたが、幸いまだ1/4しか終わっておらず、反攻の時間は残されています。中断後は連勝といきましょう!この二週間の中断期間を利用して、今までのところの各チームの振り返りを行なおうと思うので、そちらもお楽しみに。全チーム出来るかは分かりませんが、なるべく頑張ります。とりあえず、第一回は「鹿島アントラーズ」です。


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