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6月23日(土)Jリーグ第15節
柏レイソル1-1鹿島アントラーズ(18:34/日立柏サッカー場/13,987人)

【アシスト → 得点】
50分 興梠 → 小笠原①
90+5分 近藤②

【先発メンバー(鹿島アントラーズ)】
鹿島フォーメーション

【交代出場(鹿島アントラーズ)】
88分 興梠 → ジュニーニョ

【警告(鹿島アントラーズ)】
12分 岩政yellow_card01.gif
61分 柴崎yellow_card01.gif
89分 ドゥトラyellow_card01.gif
90分+3 西yellow_card01.gif
90分+5 ジュニーニョyellow_card01.gif


■柏の猛攻にあうも、耐えながらカウンターを狙った前半
 前半は開始直後から途中まで、柏レイソルのペースでゲームが進みました。Jリーグ屈指の助っ人である、レアンドロ・ドミンゲスとジョルジ・ワグネルを中心に、酒井や那須の両サイドバックや、工藤、田中といった前線の選手が絡んだ分厚い攻撃を仕掛けてくる相手に対して、守備のバランスを崩す事なく良く耐えていたと思います。ゴール前まで攻め込まれたシーンでも、しっかりとシュートコースを消す事が出来ていました。昨日の記事でも書きましたが、この試合、左SBに入った青木は、とても集中して相手に対峙していたと思います。この日は青木が左SBとして初めての出場だった事もあり、いつもはキックオフ直後、ボールをCBに下げて、前線にロングフィードを蹴って陣地を押し上げる作戦を採用していますが、この試合では、まず左のドゥトラに展開し、その後、青木に下げて、CBに展開するという、いつもとは違う試合の入り方をしました。慣れないポジションに入った青木が早くボールに触れる様に配慮したのだと思います。

 鹿島としては、押し込まれてしまった原因の一つに、普段はファールを取られない興梠のボールキープや、岩政の相手との競り合いがファールを取られてしまい、日本人審判との判定基準の違いに戸惑って、普段通りのプレーが出来なかったという事も挙げられると思います。そうした状況に苦労しながらも、少しずつリズムを掴み出して、後方の山村からの鋭い縦パスに興梠が抜け出すシーンが生まれたりと、相手ゴールに少しずつ近づいていきます。

 前半34分には、スローインのボールに、大迫が上手く体を入れ替えて、左サイドを突破。フリーの遠藤にマイナスのクロスを送り、遠藤がコントロールを重視した抑えたシュートを枠内に放ちますが、惜しくも菅野の正面でした。前半で最大の決定機でした。前半は柏レイソルペースで試合が進みましたが、好調な柏とアウエーでの戦いで、ある程度押し込まれる事は想定していたと思うので前半の戦い方は、ゲームプラン通りだったと思います。

■小笠原のゴールで先制し、逃げ切りを図るも…
 前半は左サイドに位置したため、レアンドロ・ドミンゲスと対峙して、守備に追われる事も多かった遠藤ですが、ハーフタイムにジョルジーニョ監督の指示もあったのでしょう。後半は主に右サイドに位置し、その高い技術でチームの攻撃を牽引します。先制点の場面では、するするとドリブルで二人を抜き、興梠へくさびのパス。興梠はそれを上手く収めて、飛び出して来た小笠原へ。フリーの小笠原は左足を一閃。狙い澄ましたシュートがゴール右隅に突き刺さり、鹿島が先制します!

 その後、チームはしっかりとDFのラインを形成し、DF陣とボランチの二人でバイタルエリアに鍵をかけて、相手の攻撃を何度も跳ね返します。あまり目立ったプレーはありませんでしたが、この試合の山村の充実ぶりは光っており、山村個人のパフォーマンスで見れば、最も出来の良かった試合だったと思います。相手を自由にさせる事も無かったですし、相手のクロスをヘディングでことごとく跳ね返しました。青木と山村の左サイドは、対峙する相手がレアンドロ・ドミンゲスと酒井だっただけに、試合前は不安でしたが、集中した良いディフェンスを披露したと思います。

 その後も、相手にゴール前へ迫られながら、遠藤、興梠を中心とした切れ味鋭いカウンターで、次節相手ゴールを脅かします。遠藤が上手くためを作って、オーバーラップした西にパスを出し、西のマイナスのクロスに興梠が合わせた場面や、遠藤の強烈なシュートに、(オフサイドの判定でしたが)興梠が詰めてゴールネットを揺らした場面が生まれました。

 同点ゴールを目指す柏が前への圧力を更に強めて、ゴールに迫って来ますが、本当に集中した守りを見せて、ゴールを許しません。

 追加点を奪って試合を決めたい鹿島に、曽ヶ端の素晴らしいフィードを受けたジュニーニョが大迫にスルーパスを出して、大迫が決定的なチャンスを迎えますが、キーパーを交わしながらもゴールを決めきる事が出来ませんでした。この場面は、大迫のドリブルが大きくなるミスがあったのは確かですが、シュートを戻りながらクリアした茨田のプレーは賞賛に値します。

 再三のチャンスに試合を決めきれなかった鹿島に、その代償が重く伸し掛かります。ロスタイムに、西がエリア内でのハンドを取られてPKを献上。曽ヶ端が何とかペナルティキックをセーブするものの、ポストに跳ね返ったリフレクションを押し込まれてしまい、同点ゴールを奪われてしまいます。西のプレーはハンドを取られても仕方のないプレーでしたが、その前にジョルジ・ワグネルが岩政にぶつかった場面は、ジョルジ・ワグネルのファールだったと思います。あのプレーで勝ったと思ったのですが。最後のシーンこそ、明らかなハンドだったと思いますが、笛は鳴らず、勝ち点3を目前にしながら、微妙な判定でそれを逃すという、消化不良な一戦になりました。

■選手間の距離に改善の余地あり。レアンドロ・ドミンゲスの動きを参考に!
 後半のカウンター攻撃の場面では、能力が高い選手達によって、少ない人数で相手ゴールを脅かす事が出来ていました。一方で、相手がしっかりと守備の陣形を整えていた時に厚みのある攻撃が出来ていたかというと、まだまだ改善の余地を残していると思います。その原因の一つに、選手間の距離が空き過ぎている事が挙げられます。相手のレアンドロ・ドミンゲスの様に、DFラインとボランチの間のギャップの位置でボールを受ける選手がいないため、相手は守備陣形をキープ出来たまま、こちらの攻撃を待ち構える事が出来ます。しっかりと守備陣形を整えた相手を前にして、攻め手を失って、中途半端にドリブルで仕掛けると、そのボールを取られて、カウンターを喰らう可能性が大きいです。
 レアンドロ・ドミンゲスを見ていると、本当にポジショニングが上手く、ボールをもらう事が出来なくても、DFラインの選手を吊り出して、味方のためにスペースを作れますし、ギャップの位置でボールを受けた場合は、ゴールに近い位置で、決定的な仕事をする事が出来ます。

 遠藤とドゥトラのドリブラー二人を並べる布陣は、縦への推進力があり、確かに魅力的ですが、スペースが無い場合は、攻撃が単調になりがちです。幸い、鹿島には本山という、日本屈指の司令塔がいます。本山もレアンドロ・ドミンゲス同様、ギャップの位置でボールを受ける事を得意とします。私が以前から訴え続けている様に、本山をスタメン出場させて、相手DF陣を消耗させ、相手が疲れた後半に、ドリブルが得意な選手を入れて、ドリブラーに暴れ回って欲しいと思います。現在、有している戦力で改善できますし、夏の移籍期間で獲得が噂される選手も、このタイプの選手かもしれません。決して、遠藤とドゥトラが悪い訳ではありませんが、せっかく豊富な戦力を抱えているので、適材適所の配置を追求して欲しいと思います。


 最後まで読んでいただいてありがとうございます。ネット上で、交代枠を使わなかったジョルジーニョ監督の采配を疑問視される声を目にしますが、ここまで緊迫した内容ですと、選手交代を行うのはバランスを崩す可能性があり、難しいと思います。明らかにドゥトラには疲労が見えましたが、その長身から、中盤の競り合いでマイボールにする事が出来る可能性がありますし、その他の選手は皆動けていたので、現状維持で押し切れると思ったのでしょう。選手を変えるのも勇気がいりますが、変えない事もまた勇気がいる事だと思います。早く、あの様な緊迫した場面でも、自信を持って指揮官が交代を決断出来る様に、実力者の増田や本田の巻き返しに期待したいと思います!


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