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6月16日(土)Jリーグ第14節
鹿島アントラーズ2-3名古屋グランパス(18:34/カシマサッカースタジアム/15,010人)

【アシスト → 得点】
44分 柴崎 → 興梠⑦
59分 藤本 → 永井③
66分 永井 → 金崎④
77分 大迫 → 本山③
86分 ケネディ → 永井④

【先発メンバー(鹿島アントラーズ)】
スクリーンショット 2012-06-18 0.41.08

【交代出場(鹿島アントラーズ)】
62分 ジュニーニョ → 大迫
71分 小笠原 → 本山
82分 ドゥトラ → 青木

【警告(鹿島アントラーズ)】
89分 大迫yellow_card01.gif
90分 新井場yellow_card01.gif


■悪くなかった前半、良い時間帯に先制点を奪う
 前半は非常に良かったと思います。陣形をコンパクトに保ち、FWが前からプレスを掛ける事によって、ボールを高い位置で奪取できていました。特に柴崎は出色の出来で、危険なスペースをいち早く察知し、ギリギリの球際の争いをスライディングでマイボールにした場面が何度も見られました。中盤より前の位置でボールを奪う事により、波状攻撃を仕掛ける事が出来ていました。何度かゴールに迫っていたので、前半のうちにゴールを奪いたいなと思ってところ、柴崎を中心にして素晴らしいゴールが生まれます。

 増川の縦パスを出足を鋭く中盤で柴崎がカット。そのまま、トップスピードで中盤を駆け上がります。右にジュニーニョ、左に興梠が走る中、ラストパスの直前に右のジュニーニョへの小さいパスフェイクを入れてから、左の興梠へラストパス。完全に裏を付かれた相手DFを尻目に、興梠がダイレクトで素晴らしいシュートを放ち、ゴールネットを揺らします。最高の時間帯に奪った、そして、柴崎のセンスが詰まった素晴らしいゴールでした。

 柴崎はこの試合、何度かミスをしてしまう場面は見られたものの、その攻撃センスの高さを見せ付けました。最近は、試合終盤に青木を投入して、柴崎を攻撃的に起用する場面が見られます。小笠原主将のスタミナの問題も無論ありますが、小笠原とダブルボランチを組むと、柴崎が攻守のバランスを取る事に追われてしまい(それでも高いレベルでのプレーを披露してくれますが)、その攻撃的センスを存分に発揮出来ているとは言い難い状況です。青木や本田と組むと、もう少し攻撃に比重を置く事が出来ますので、一度、柴崎+青木or本田の組み合わせを頭から試してみても面白いかもしれません。そうなった場合、今季は好調なプレーを見せている小笠原の別の起用法を確立しなくてはいけないので、難しい部分はありますが。

■逆転を許した後、一度は追いつくも、永井のゴラッソに沈む
 後半は、小笠原と柴崎の間で前半は上手くいっていた、どちらかが上がった時は、どちらかが下がるという関係が崩れてしまったと思います。その一因として、小笠原の運動量が落ちてしまった事が原因の一つだと思いますが、小笠原に限らず、多くの選手が中断の度に給水に行っていた事を考えると、消耗は相当に激しかったのだと思います。そして、中盤に引いたケネディによって吊り出されてしまったCBのカバーも上手く出来ていなかったと思います。逆に相手は、後半開始から中盤の底にフレッシュな田口が入り、前半に比べて、攻撃がスムーズになりました。

 攻撃は悪くなく、ジョルジーニョ監督が語る様に、2点目・3点目を奪うチャンスがあっただけに、そこでゴールを奪えなかった事が試合結果に大きな影響を及ぼしました。リードがあるうちに2点目を奪えていれば、青木あるいは本田拓也を起用して、守備の引き締めを図れていただけに、本当に悔やまれます。

 失点シーンを振り返ります。1点目は、永井が藤本に預け、ゴール前に走り込みます。その永井に藤本がパスを合わせ、永井がダイレクトで右足を振り抜きました。小笠原と岩政が懸命に永井に付いていこうとしましたが、スピードの違いは歴然で、フリーでシュートを打たれてしまいました。とはいえ、シュートは、ここしかないというコースに飛んでおり、シュートを打った永井を褒めざるを得ません。カバーリングに長けた中田でしたら、どういう対応をしていたか見てみたいシーンではあります。

 これで同点に追いつかれてしまいましたが、その直後にジョルジーニョ監督は、大迫の起用を決断します。大迫の起用により、前線でボールが収まる様になります。大迫は、ボールを収める技術も素晴らしいですが、縦パスを引き出す技術、ポジション取りが本当に素晴らしいです。そして、指揮官は続いて、青木の起用を決断します。チームの運動量が落ちてきている時間帯だったので、この起用は当然の策であり、中盤の引き締めも図れたでしょうが、投入前に2点目を許してしまい、指揮官のゲームプランは狂ってしまいます。この2点目ですが、新井場が永井を金崎を見る位置が悪かったです。永井のパス、金崎のファーストタッチともに見事だったと思いますが、ポジショニングをしっかりしていれば、防げた失点であったと思います。

 リードを許した事により、青木の起用を止め、小笠原に代わって本山を投入します。遠藤をボランチに配置し、本山を2列目に配置しますが、この采配によってチームは再びリズムを取り戻します。そして、77分に同点ゴールが生まれます。中盤の底に位置する遠藤から大迫へ正確なロングボールが入ります。大迫はこれを胸で落とし、受けた本山は闘莉王と対峙します。本山は軽く左に持ち出して、左足を振り抜き、ゴールを決めます。この時、シュートもドリブルも、そして後方から走り込んでくる興梠へのパスも出来る本山に対して、闘莉王は間合いを詰め切る事が出来ず、このゴールが生まれたと思います。2列目のスタメンを務めているドゥトラも遠藤も独力でドリブル突破で局面を打開出来ますが、最後のシュートセレクションが悪く、フリーな仲間がいるのに、強引なシュートを選択してしまう場面がありました。このドリブラー二人のつぼにはまった時の爆発力は魅力ですが、ベテラン本山の確かな技術は、鹿島アントラーズの財産です。これから、本山の力が必要になる時が何度も訪れるでしょう!

 その後、大迫を起点として、本山のファンタジー溢れるスルーパスから、興梠が決定的なチャンスを迎えますが、シュートを浮かしてしまい、勝ち越す事が出来ません。

 試合を決めるチャンスを活かせなかったチームは、痛すぎる決勝点を献上してしまいます。右サイドからのハイボールに対して、岩政はケネディと競り合い、西は競り合いの中で足を滑らせます。ケネディは競り合いのこぼれ球を収め、中央で少しためてから、ペナルティーエリア内左サイドの永井へパス。岩政と西が慌ててプレスに行きますが、その前にもスピードで縦にぶち抜かれていたこともあり、縦への突破を警戒し、間合いを詰め切る事が出来ず。永井はフリーの状態で、素晴らしいシュートをゴール右上隅に蹴り込みます。岩政は中央でケネディと競っており、全責任を背負わせるのは少し酷ですが、ペナルティーエリア内なので、シュートを打たせない守備を行って欲しかったです。

 その後、チームは攻勢に出ますが、審判の判定にも恵まれず、無情にもタイムアップの笛がなります。上位進出のために、ホームで大事な一戦でしたが、痛い敗戦を喫してしまいました。順位を上げていくためには、絶対に連敗は避けなければいけません。柏レイソルは、大宮に逆転勝利を収めて、勢いに乗っているでしょうし、昨年は2戦2敗を喫した相手です。難しい試合になると思いますが、1週間しっかりと準備をして、気合いの入った試合を見せて欲しいです!勝ち点3を掴みましょう!



 最後まで読んでいただいてありがとうございます。今季は、審判の判定に泣かされる事が多いです。強い時の鹿島であれば、審判の判定に苦しめられても、そして、相手に素晴らしいゴールが偶発的に飛び出しても、それを乗り越えて勝利を掴んでおりましたが、今のチームには、まだそこまでの力がありません。もちろん、公平な笛を吹いてくれるにこした事はありませんが、人が裁くスポーツなので、今後も不利な判定に悩まされる瞬間は、確実に訪れます。その時までに、そうした状況を跳ね返せるだけのチームを作って欲しいですし、これまで何度も強いチームを形成して来た鹿島なら出来るはずです。故障明けの選手に過度の期待は禁物ですが、状況を一変出来るだけの実力者である、中田浩二と本田拓也の出場も近いです。まだシーズンは20試合も残っています。地に足を付けて、戦っていきましょう!


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