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5月26日(土)Jリーグ第13節
ヴィッセル神戸1-2鹿島アントラーズ(17:04/ホームズスタジアム神戸/22,766人)

【アシスト → 得点】
7分 ジュニーニョ②(アシストなし)
51分 ドゥトラ → 興梠⑥
90分 森岡 → 田代②

【先発メンバー(鹿島アントラーズ)】
スクリーンショット 2012-05-25 1.47.54

【交代出場(鹿島アントラーズ)】
74分 ドゥトラ → 増田
90分+1 ジュニーニョ → 土居

【警告(鹿島アントラーズ)】
85分 曽ヶ端


■先制点を奪い、試合の主導権を握る
 様々な要因により、大きな注目を集めたこの一戦。お互いの応援と、鹿島アントラーズ側からの熱のこもったブーイングにより、熱気に満ち溢れたスタジアムでキックオフを迎えました。

 この一週間、私がその重要性を訴え続けた先制点ですが、見事にそれを奪う事に成功します。青木のフィードというよりもクリアボールに対して、その処理を相手DFがミス。そこをジュニーニョが見逃すはずもなく、頭でちょんと出してトップスピードに乗り、GKとの1対1を冷静に制しました。相手DFがロングボールの処理を誤る事を狙っていたのも流石ですし、中途半端に浮いたボールをトラップ一つで見事にコントロールした事も見事でした。そして、GKとの1対1もニアを力強く射抜く素晴らしいシュートです。ナビスコカップを含めると、これで公式戦3試合連続ゴール。どれもジュニーニョらしいゴールで、本格的にゴール量産体制が整ってきました。

 この貴重な先制点により、鹿島は試合を優位に進める事が出来ました。中盤の底から、サイドに何本か正確なフィードを通された時は、清水エスパルス戦の悪夢がやや頭をよぎりましたが、DF陣のスライドはスムーズにいっており、守備が破綻する事はありませんでした。試合後に西野監督が、伊野波の事を『ボール配球や前線の選手を活かしていくスタイルの選手ではない』と評しております。確かに、柴崎や小笠原の様に左右にパスを散らすスキルはありませんが、大屋とあわせて前線へのロングフィードは質が高かったと思います。

  サイドからの展開で神戸に何本かシュートを打たれたものの、しっかりとDFが寄せてる事が出来ていたので、怖さは無く、逆にカウンターから惜しいシーンを何度か作り出す事が出来ていました。ドゥトラの迫力満点のドリブルからDFを抜いてシュート。弾いたところにジュニーニョが積めたシーンは惜しかったですね。

■立ち上がりにゴールを挙げ、試合をコントロール。終盤に田代に決められるも、逃げ切り勝ち!
 前半のままプレー出来れば、勝利は揺るぎないと思っておりましたが、予想通りに西野監督は、空中戦に無類の強さを発揮する田代を後半開始から起用してきます。田代のポストプレーにより、神戸が少しずつリズムを掴みつつあったので、嫌な予感が生まれ始めた頃、それを断ち切る見事な追加点が生まれます。右サイドから遠藤が逆サイドのドゥトラへ正確なフィードを送り、ドゥトラが見事なトラップで加速します。相手CBのイの激しいプレッシャーでバランスを失い、そこにGK徳重が飛び出してきて、苦しい状況に追い込まれた様に見えましたが、そこから執念で足を伸ばしてゴール前へパスを送り込みます。そこに、相手DFを振り切って興梠が走り込み、ゴールに蹴り込みます。

 起点となった遠藤のサイドチェンジ、ドゥトラのドリブルからの執念のパス、そして興梠が相手を振り切ってゴール前に走り込んだ事、全てが噛み合って生まれた見事なゴールでした。遠藤のサイドチェンジは、今シーズン、何度かチャンスを生み出しています。左利きの遠藤は中へ切れ込んでプレーする事が多いですが、こういう正確なサイドチェンジを試合中に何本か通す事が出来ると相手も的を絞れなくなるので、どんどん試合中に観たいプレーです。

 相手は後半の途中から野沢をボランチに下げてきました。西野監督は『野沢を二列目で起用するのがベストと認めながらも、ボールをコントロールして攻撃にスイッチを入れるスタイルの選手が必要』と語っております。恐らく、G大阪の遠藤の様な役割をイメージして野沢をプレーさせていたのではないかと思います。野沢はその役割を良くこなしていたとは思いますが、野沢との対峙で気合十分の小笠原満男主将が良くケアしていました(小笠原は本当にすごかったです)し、野沢がエリア内に進出してくるプレーを見せる時が一番怖いのを知っているので、個人的には、神戸にボールを支配される様になっても、安心して試合を見る事が出来ました。しかし、今後の可能性という面では、野沢のボランチ起用は面白いと思いますし、西野監督の教え子である橋本が戻ったら、可能性は更に拡がるのでは無いでしょうか。

 終盤、田代にゴールを決められて緊迫した雰囲気がスタジアムを包み込みますが、その後は何とか相手にゴールを許さずに、2-1で勝利!今季、苦手としていた敵地で勝ち点3を獲得して、気持ち良く中断期間に入れます。中田浩二と本田拓也の復帰も近づいてきておりますので、中断期間が明けてからの巻き返しに期待が掛かります。好調だった本山がベンチを外れた事に不安を感じますが、大きい怪我では無いと思うので、早い復帰を望みます!リーグ再開後は、昨年は勝てなかった名古屋、柏と試合が続きますが、勝利して昨年のリベンジを果たし、更に勢いに乗って行きましょう!

■オプションに据えるべきドゥトラの高さ
 この試合でドゥトラの高さから、惜しい場面が生まれたシーンがありました。ドゥトラを目掛けたハイボールにドゥトラと相手右SBの奥井が競り合い、悠々とドゥトラが競り勝って、そのボールを興梠がDFと競り合いながらシュートを放ったシーンです。惜しくも相手GKにセーブされてしまいましたが、得点の匂いを感じる事の出来たプレーでした。

 ドゥトラの武器は、縦に推進力のあるドリブルですが、188cmの長身も武器にすべき要素の一つです!ボックス型の中盤ではドゥトラはサイドにポジションを取る事が可能です。
 例えば清水エスパルス戦の様に、攻撃の形を思う様に作る事が出来ていない試合では、ドゥトラをサイドに張らせ、そのドゥトラを目掛けて、ハイボールを蹴ります。上下の動きが激しく、運動量とスピードが求められる事の多いSBには身長が高い選手は一般的に少ないので、長身のドゥトラにSBと競り合わせて、そこで攻撃の起点を作ってしまおうという考え方です。相手がそれを嫌ってCBやボランチを付けて来たら、中央にスペースが生まれますし。試合終盤のパワープレーもそうですが、後方から真っ直ぐくるフィードよりも、斜めに角度が付く様な対角線に向けて蹴るボールの方が競り合いやすいです。
 この試合では、青木から何回か良いフィードが出ましたが、対角線の遠藤を目掛けて蹴る事が多かったので、ほとんどチャンスになる事はありませんでした。素晴らしいロングパスの制度を誇る柴崎か、小笠原が中盤の底から質の高いロングボールを供給出来れば良いですが、清水戦の様にプレッシャーの厳しい相手では、ボランチの位置でも前を向けない可能性もあります。そういう場合は、CBからのフィードが有効になりますが、岩政から正確なフィードが供給される事は正直、あまり期待出来ないので、この作戦を採用する時はCBの配置を入れ替えたりする必要があるかもしれません。しかし、攻撃の起点を新たに作り出す事が出来るだけの可能性を秘めた戦略だと感じました!


 最後まで読んでいただいてありがとうございます。この試合後にジョルジーニョ監督が語る通り、スカウティングがバッチリとはまって試合開始から主導権を握る事が出来たと思います。清水戦や鳥栖戦では、正直、試合開始から後手に回ってしまったので、この様に、試合開始から有利に進める試合が増えれば、もっと勝ちを収める事が出来ると思います。
 大迫と山村がいなくなると、この様な拮抗した試合では、普段出場していない選手を起用しにくいのは致し方ありません。これから増田の様な実力者や、土居の様な若手選手が調子を上げると共に、中田や本田が復帰すれば、試合中の選択肢も増えて、更に強いチームが出来上がるでしょう。楽しみです!

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