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3月31日(土)Jリーグ第四節
横浜0-0鹿島(19:03/日産スタジアム/22,126人)

【アシスト → 得点】
なし

【先発メンバー】
 スクリーンショット 2012-04-01 21.07.54


【交代出場】
•68分 遠藤 康 → 本山 雅志
•76分 梅鉢 貴秀 → 昌子 源
•81分 興梠 慎三 → ジュニーニョ


■監督が掲げる『縦に早いサッカー』が多く観られた
 この試合は予想されていた大迫を頂点に据える4-2-3-1ではなく、慣れ親しんだ中盤ボックス型の4-4-2でスタートしました。

 監督がシーズン前から掲げている『縦に早いサッカー』ですが、この試合ではスピード感のある攻撃が何度も観られて、チャンスが多く生み出されました。『縦に早いサッカー』を展開出来た理由として、以下のポイントが挙げられます。

・中盤やディフェンダーからくさびのボールが多く供給され、大迫を中心に前線の選手達がそれを上手く捌き、ボールを受けた選手が前を向いて、効果的な攻撃を組み立てる事が出来ていた
・中盤の選手達のパス、ドリブルの選択が良く、前線にスペースが空いている時は、長い距離をドリブルで運べていた

 開幕戦の仙台戦から私が提唱してきた課題がこの試合では少しずつ解決されていっていることを感じました。

<くさびのボールについて>
 一点目のくさびのボールですが、全くその形が観られなかった開幕戦から少しずつ頻度が増えて来ていて、この試合ではそういうシーンが多く見られました。初スタメンの梅鉢は中村俊輔をマンマークで封じた守備面は期待通りでしたが、攻撃でも持ち味の両サイドへの正確なフィードに加えて、正確なくさびのボールを両足で、それもダイレクトで供給するシーンもあり、その攻撃センスの高さに驚かされました。次戦でも起用して欲しいと思いますし、宮崎キャンプから試されていたアンカーでの起用も観てみたいです。

 そして、この試合が怪我から復帰後の初試合となった西も丁寧なビルドアップでチームに貢献しておりました。サイドバックであのレベルの縦パスを入れてくれると助かります。ビルドアップはまだまだシャルケ内田のレベルには達していないと思いますが、何と言っても世界最高の右SBであったジョルジーニョ監督が指導しているので、これから更なる伸びが期待できますね!

 大迫も中澤や栗原という日本代表クラスの守備陣を相手に、いつも通り良くボールを収めてくれました。あれだけボールを収めてくれると味方も信頼して、上がることが出来ます。興梠も頑張ってボールを捌いてくれておりましたので、後方からのくさびのボールをスイッチに攻撃がスピードアップするシーンが何度も観られました。ナビスコカップの大宮戦、Jリーグで次節対戦する浦和レッズ戦でも、継続して欲しいと思います。

<パス・ドリブルの選択について>
 二点目のパス・ドリブルの選択についてですが、開幕戦の仙台戦では、マークがついていない選手が、マークのついている味方にパスをしてしまい、パスを受けた相手が厳しいプレッシャーを受けて、攻撃が停滞する原因となりました。しかし、この試合では前方にスペースが出来た時、柴崎や遠藤、興梠らが前にドリブルで積極的にボールを運び、チャンスを作り出しました。ここまでの試合では、遠藤が何度かそういうシーンを見せてくれていましたが、この試合では柴崎や興梠も積極的にドリブルで運んでくれました。彼らに限らずドリブルの上手い選手は積極的にボールを推進して欲しいです。新加入のドゥトラにもそういうプレーが期待されます。

 今まで、パサーとしてならす柴崎が、ドリブルで持ち上がるシーンはあまり多くなかったですが、ルックアップも出来ており、パスも良し、シュートも良しの柴崎のドリブルは、相手ディフェンスにとって相当な脅威だと思います。自身のレベルを更に上げるためにも、ドリブルも有効活用して欲しいと思います。


■抜擢されたメンバーが試合に貢献した!
 この試合では広島戦からスタメンの変更がありました。外れたメンバーはジュニーニョ、増田、新井場で、代わりに興梠、梅鉢、西が起用されました。ベテランのジュニーニョ、新井場に代わって若い選手が起用されたことにより、平均年齢は25歳と更に若返りが進む事になりました。代わって出場した選手達ですが、それぞれ持ち味を発揮していたと思います。

 梅鉢は序盤にイエローカードをもらい、かなり難しい状況になってしまったと思いますが、臆することなく攻守に貢献。ジョルジーニョ監督が期待を賭ける選手ですので、これからも出番は増えると思います。

 西は今シーズン初めての試合だったにも関わらず、とても良い出来だったと思います。後方からのビルドアップ、ドリブル、クロスと持ち味を発揮しており、守備でも粘り強い対応をしていました。ゴールライン際までえぐるプレーが増えてくれば、得点に絡めるようになると思います。豊富な運動量でチームを支えるアレックスですが、ボールの流れを止めてしまい、流動的な攻撃を止めてしまう事が度々あるので、左SBに新井場を起用して、右SBに西を起用する布陣もこれから検討されると思います。

 最後に興梠ですが、前線で攻撃の起点となり、持ち味の裏への飛び出しを見せて攻撃を活性化させておりました。十分及第点の動きであり、裏を狙う動きで相手DFに脅威を与え続けて欲しいですが、一方で判断スピードが遅いという以前からの課題も残っております。ゴール前でチャンスを迎えているのにも関わらず、判断が遅くボールを後ろに返してしまうシーンがあります。例えば、後半5分に柴崎の素晴らしいダイレクトスルーパスに抜け出し、深い位置でボールを受けたシーンでは、興梠が選んだ選択は、ためてから後方へ小笠原へのパス。小笠原は強烈なシュートを放ちますが、相手ディフェンスにブロックされてしまいます。良い位置でボールを受けながら、その選択がエリア外の味方へのパスが最適な選択だったとは思えません。試合後のコメントを見ると、味方の攻め上がりを期待しているようですが、ダイレクトで相手の嫌がるところにパスを出したり、目の前のディフェンスに対してドリブルで勝負を仕掛けたりすれば、得点のチャンスは広がります。前半30分のペナルティーエリア内で相手に後ろから倒されたシーンも完全にゴールに背を向けた状態だったので、ファウルをもらえませんでした。少しでもシュートに直結するようなトラップが出来ていれば、審判の印象も違ったと思いますし、シュートを打てた可能性も上がったと思います。やや厳しいコメントになってしまいますが、それだけのポテンシャルを持った選手なので、頑張って欲しいです。

 オリベイラ監督では見られなかった選手起用、選手交代が見られて、とても新鮮な風がチームには吹いています。控え選手達もモチベーションを高く保つ事ができ、競争力の高いスカッドが形成されていくことが期待されます!次の試合の選手起用も注目です。

■初勝利の時は近い!
 ここまで得点を挙げることが出来ておりませんが、守備は岩政を中心に安定しております。この試合では相手の司令塔・中村俊輔を梅鉢を中心に良く抑えておりましたし、組織立った守りで決定的なチャンスをほとんど作らせませんでした。一方のサイドにディフェンスが寄ってしまい、逆サイドチェンジに弱いという、シーズン前の練習試合からの課題に付いては、この試合の前半に綺麗なサイドチェンジを通されてしまい、ピンチを招いてしまいましたが、試合中に修正。その後、同様の形を相手に作らせませんでした。

 ナビスコカップを含めて、ここまでの5試合で流れの中で失点したのは広島戦の1失点のみ。その1失点も退場者が出た後の失点です。セットプレーの守備が改善されれば、守備が大崩れする心配は少ないでしょう。

 『縦に早いサッカー』が完成するとカウンターアタックの切れ味が増す事になります。先制点さえ取れれば、強固な守備と切れ味鋭いカウンターで安定して勝ちを拾えるようになるのではないでしょうか。

 その先制点を奪うために、この試合では積極的にシュートを放っていました。確かに決定力不足に陥っておりますが、昨年よりチャンスを多く作れており、チームとしての攻撃力は上がっているように感じます。相手にマークを絞らせないためにも、ナビスコカップ神戸戦の様に、有効なサイドチェンジを一試合で何度も通したいですね。あとは普段から練習で取り入れているような、サイドからのクロスに3人で飛び込む形を増やして、この試合の様に積極的にシュートを放っていけば必ずゴールは生まれます。

 組織が構築されて鹿島の伝統であるポゼッションサッカーが展開出来るようになれば、緩急を付けた攻撃が展開出来る様になると思います。強い鹿島が戻ってくる事が期待されます。サポーターもチームが正しい方向に向かっていることを感じており、試合後はブーイングすることなく「ゴール、かしま!」チャントで選手をサポートしました。小笠原を初めとして、選手達もとても心強かったと思います!次回の浦和レッズ戦で、初ゴール、初勝利を掴みましょう!


 最後まで読んでいただいてありがとうございます。本当に悔しい結果ですが、確実に光は射しています。更に明るい場所にいくために、これからも皆で団結して戦っていきましょう!
 この試合では横浜FMの20周年記念のメモリアルマッチでした。試合前には横浜FMのビスコンティさんが訪れておりました。ビスコンティを契機にラモン・ディアス、メディナベージョ、サパタら懐かしい面々を思い出し、当時を振り返ると、本当に胸が熱くなりました。20年という月日が流れるのは本当に早いですね。
 次回はこの試合を各個人別に振り返ります。

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