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■宮崎キャンプの成果を試す、ホンダロック戦!
 鹿島アントラーズは17日、宮崎市内でのキャンプを打ち上げました。最終日は日本フットボールリーグ(JFL)のホンダロックと練習試合(30分×4セット)を行い、主力組が出場した最初の60分間で3点を奪い、順調な仕上がりを見せる一方、開幕までの課題も見えてきました。ホンダロック戦の主力組の試合内容を振り返ります。

 スクリーンショット 2012-02-17 23.35.43

 鹿島アントラーズ1-0ホンダロック
 ジュニーニョ1得点(PK)


 試合開始前に、小笠原がすね当てを付け忘れていたのを忘れて、笑顔でベンチに戻ってきます。すね当てを付けた小笠原が戻り、和やかなムードの中で試合がキックオフします。

 この試合、トップ下として先発した増田が立ち上がりに二本のミドルシュートを放ちます。
 引いた位置の小笠原から新井場に展開し、新井場は柴崎にボールを預けます。柴崎は斜め前中央に居た増田ににパスし、増田からダイレクトで出たボールを右サイド裏へ抜け出た新井場へパス。新井場が上げたクロスはDFにクリアされますが、そのこぼれ球をダイレクトで、ペナルティエリアすぐ外から増田が左足でシュートを放ちますが、わずかにゴールの上に外れます。
 もう一本は、左サイドでボールを持ったがジュニーニョが、得意の体を半身だけずらしたクロスを興梠へおくり、興梠が落とすもDFがクリアします。そのこぼれ球を、エリア外から増田が右足ダイレクトで力強いミドルシュートを放つも、惜しくもゴールの上に外れます。

 ジョルジーニョ監督は、昨季の鹿島の試合内容を分析し、「ミドルシュートがあまりにも少ない」と指摘。宮崎キャンプ中から、ミドルシュートを増やすことを指導しており、その指示通り、立ち上がりから増田が積極性を見せました。

 続いてもミドルシュートのシーンを。中盤でボールを奪った青木が、素早く柴崎に。柴崎はスルーパスを受ける動きをした興梠・ジュニーニョを囮にして、監督の指示通り、30m程の距離から、思い切り良く豪快なシュートを放ちますが、惜しくもクロスバーを直撃。無回転気味の素晴らしいシュートでした。そのボールを拾った増田が左サイドで小笠原にパス。小笠原は左サイドのペナルティーエリアの角の位置から、カーブを掛けたテクニカルなシュートを放ちますが、キーパーがセーブ。良い波状攻撃を見せました。

 1本目の終了間際、一度は攻撃を止められますが、ペナルティエリア内でボールを持った相手に素早く、厳しいプレッシャーを掛けて、ボールをクリアさせず、こぼれ球がゴール中央の興梠へ、シュートコースがなくった興梠は背を向けた状態で得意の切り返しフェイントを見せ、相手GKが思わず足を引っ掛けてしまい、PKを獲得。

 そのPKをジュニーニョが冷静に決めて、鹿島が1点を先制。ゴール直後に、ジョルジーニョ監督から、「もっと相手を走らせろ」という指示が飛びます。

 1本目はこのまま終了します。

 
スクリーンショット 2012-02-18 1.16.58


 鹿島アントラーズ2-0ホンダロック(トータル3-0)
 青木
 新井場(アシスト青木)


 一本目からフィールドプレーヤーの交代はありませんが、GKが曽ヶ端から佐藤に交代します。

 一本目は左サイドからの攻撃はあまり見られず、攻撃は右サイドに偏っていましたが、2本目では開始早々、左サイドからの攻撃が見られます。ジュニーニョが左サイドからゴールに向かってドリブル、中に切れ込むドリブルを警戒し、相手ディフェンスは飛び込めません。そのため、相手を十分に押し込んだところで、外を駆け上がってきたアレックスへパスを出しますが、パスがやや長くなり、やっとボールに追いついたアレックスのクロスは力なくGKのもとへ。惜しいシーンでした

 続いて、左CKのシーンです。キッカーは小笠原が務めます。そのCKはクリアされますが、こぼれ球を拾った柴崎が、ラインを上げた相手DFの裏を狙う新井場へ矢の様な鋭いスルーパスを見せますが、わずかにあわず。相手DFの間隙を縫う素晴らしいスルーパスでした。

 追加点のシーンです。ペナルティエリアの左サイド隅でジュニーニョから小笠原へパスが渡り、小笠原は1対1を仕掛けるも相手DFに引っ掛かってしまい、ボールがこぼれますが、そのこぼれ球がペナルティエリアすぐ外の左寄りの位置にいた青木のもとに。青木はシュートフェイントから右にボールを出し、そのまま右足でブーメランの様に曲がる低い弾道のカーブを掛けたシュートを放ち、これがゴール左隅に見事に決まります!コーチ陣も、「青木、いいぞ」と祝福の声を掛けていました

 続いては完全に相手を崩しきったシーンです。青木のロングフィードが右サイドを駆け上がった新井場へ。新井場は、後は流し込むだけの優しいパスをジュニーニョに送り、ジュニーニョは左足でシュートを打ちますが、少しボールを浮かしてしまいバーを直撃。完全に相手を崩していたので、決めて欲しいシーンでした。

 柴崎がその才能を存分に発揮したシーンをご紹介します。自陣の左サイドでボールを持った柴崎が、相手DFがボールを取りにきたタイミングを見計らって、右足でちょんとボールを相手の後ろに出し、相手を一気に置き去りにしてスピードアップ。そのまま一人で相手陣内のペナルティエリアすぐ外まで持ち込んで、右足でゴール右隅への力強いシュートを放つも、相手GKがファインセーブを見せます。一連のプレー全てが素晴らしかったです。

 追加点が生まれます。前述の通り、何度も裏を狙う動きを見せていた新井場に対して、青木が正確なロングフィードを通します。新井場は完璧な胸トラップでスピードを落とすことなくキーパーと1対1の状況を作り、落ち着いてフィニッシュ。今季はこの様なゴールを増やして欲しいです!


<右サイドの選手がワイドに開いて、積極的に裏を狙う>
 柴崎は時折、ワイドに開いたポジションを取って裏を狙う動きを見せていました。柴崎が中央に絞ったり、後方に引いてきたときは、新井場がワイドに開いたポジションを取り、裏を狙っていました。相手のプレスが弱かったこともありますが、増田や小笠原、青木から良いロングフィードが何本か通っていました。二人のコンビネーションも良かったので、今季は右サイドからの崩しが増えるかもしれません。柴崎の動きを見ていると、昨年、オリベイラ監督にSBとして起用された事が、今年活きてくるのではないかと期待を抱きました。

<MF陣は流動的な動きを見せるも、ペナルティエリアに進出するシーンは少なく…>
 基本的には増田がトップ下、柴崎が右、小笠原が左というポジションですが、随時、流動的にポジションを変更していました。その中で、小笠原は中央に絞るシーンが多く、アレックスとの絡みは少なかったです。これが左サイドからの崩しが少なかった原因の一つであった気がします。左サイドで相手を崩したシーンは、基本的にジュニーニョとアレックスの絡みからでした。
 また、この試合でFW陣がやや孤立気味になってしまったのは、増田や小笠原の前の2人へのサポートが弱かったことがあげられます。更にサイドからのクロスのシーンでは、前日、繰り返し練習をしていた、中に3人の選手が飛び込む形をほとんど作れず、2TOPのみクロスに飛び込んでいるシーンが多かったです。クロスから得点が生まれそうなあと一歩のシーンも多かったので、中盤の選手がエリア内に進出して行く回数が増えれば、ゴールシーンももっと増えると思います。

<ボールを取られた後、高い守備意識>
 この試合の1点目のPKを生んだシーン等は、まさにその高い守備意識が生んだゴールです。相手陣内に攻め込んで、ボールをカットされた時は、高い位置からすぐにプレスを開始し、何度かそのまま高い位置でボールを奪い返し、チャンスを作り出していました。ジョルジーニョ監督はポゼッションサッカーを掲げておりますが、ポゼッションサッカーを標榜する際に気をつけなくてはいけないのが、相手の素早いカウンターです。そのカウンターを防ぐのに有効であるのが、取られた後の早いプレスです。今日は相手がレベルの落ちる相手ということもありますが、何度か高い位置でボールを奪い返すことが出来ていました。J1の舞台でも、同様の事が出来れば、攻守両面のレベルを上げる事が出来るので、開幕前にプレスの掛け方について、熟成を図って欲しいです!

【試合採点※平均6点】
曽ヶ端 6.0点 
新井場 6.5点 
岩政 6.0点 
中田 6.0点 
アレックス 5.5点
青木 7.0点 
柴崎 7.0点 
小笠原 5.5点 
増田 6.0点 
興梠 5.5点
ジュニーニョ 6.5点 
佐藤 6.0点

【各選手コメント】

曽ヶ端 セーブで見せ場は無くても、コーチングで違いを見せました。
新井場 柴崎との崩しで存在感を発揮しました。裏を狙うポジショニングにも、既に順応しており、その反復からゴールも挙げています!
岩政 ヘディングは無敵です。
中田 後方からのつなぎは丁寧でした。 
アレックス 低い位置でのパスミスが多く、右サイドの新井場と比べると不満が残ります。
青木 出色の出来。ミドルも素晴らしかったですが、中盤でのチェイシング、正確な前方へのフィードで存在感を示しました。もっと厳しいプレッシャーを受けても今日のプレーが出来れば、レギュラーは固いと思います!
柴崎 今季は飛躍のシーズンになりそうな予感が漂っています。現役時代のジョルジーニョ監督の様に、シュートをミートする技術が素晴らしかったです。また、右サイドの開いた位置でボールを受けても新井場との絡みで、何度も右サイドを崩していました。冷静さを常に保っており、ザッケローニ監督が評価するのも納得です。
小笠原 全体的に低調な出来でした。期待されていた得点に絡むプレーは出来ませんでした。
増田 序盤のミドルシュート二本で、この試合に掛ける思いは伝わりましたが、FW陣との距離が開いてしまう事も多く、FWが孤立してしまう原因の一つになってしまいました。
興梠 試合開始直後は、キレのある動きでチャンスを作るも、得点を予感させるようなシュートは打てず。ボールを収めきれず、失ってしまう事も多かったです。
ジュニーニョ 体のキレを感じました。得意の相手を抜ききらないままのクロス、シュートは健在でした。引いてボールを受けても、そこから開いた逆サイドの新井場に正確なロングフィードを受けておりましたし、後方からのパスも簡単に捌いて、攻撃のリズムを作っていました。やってくれる気がします!


 最後まで読んでいただいてありがとうございます。ジョルジーニョ監督は、「まだ完全な仕上がりは求めていないが、いくつか与えた約束事についてプレーで示してくれた。選手のさまざまなことを把握できる良い合宿になった」とインタビューに応えております。選手達に方向性は示す事が出来たと思いますので、残りの期間で細部の詰めを行って欲しいです。開幕戦では、今日のサッカーを更に進化させた鹿島アントラーズの戦いが見れると信じております!

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