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■ジュニーニョに期待する若手育成
 今年の補強が成功とはいえない(少なくとも多くの識者はそう思っていない)鹿島アントラーズにとって、2012年の目玉の補強選手はJリーグでも屈指の実績を持つジュニーニョです。J1通算ゴール数は110を数え、その得点ペースも2試合に1点と申し分ありません。昨季まで9シーズンを過ごした川崎フロンターレでは、数々の伝説を作ってきました。その伝説には、鹿島が関わっている部分もあるので、ここでは割愛させていただいて(ナビスコの悲劇を思い出すのは精神衛生上、良くないです。苦笑)、川崎フロンターレ時代のジュニーニョの功績の中で、特に注目したいことは、ジュニーニョが周りの選手のレベルを引き上げる事が出来る選手であるという事です。

 2004年から始まった中村憲剛とのホットラインの破壊力は絶大で、多くのチームを恐怖のどん底に突き落としました。中村が中盤のゲームメーカーとして君臨する一方、ただのゴールマシンではなく、多彩な能力を誇り、攻撃的な選手として求められる能力のほとんどが平均レベル以上であるジュニーニョは、もう一人のゲームメーカーとして、最前線に君臨しておりました。攻撃の基点が二つあり、その二つがどちらもJリーグ最高クラスの実力を持つため、その破壊力は絶大になります。ジュニーニョが引っ張った川崎は、チームとしても強豪チームの一つに数えられるまで成長し、同時に中村も日本代表の常連選手となるまで成長しました。その中村が得意とするプレーが、受け手のことを考えた最高レベルのスルーパスですが、このスルーパスを通す能力は、妥協の無いジュニーニョの要求によって育まれました。中村の才能を早くから見抜いて、その才能を伸ばすべく、高いレベルの要求を続けることによって、中村の才能はどんどんと磨かれていきました。

 昨季、大ブレイクを果たした小林悠ともほとんど師弟関係の様な関係を築いておりました。昨年からロッカールームが隣同士になったジュニーニョは、素晴らしい才能を秘めた小林に対して『俺のことを良く見ろ。練習中も、自分の近い場所にいてプレーを見ておけ』と伝えていたようです。この言葉をきっかけに小林はジュニーニョのプレーを観察し始め、その結果、大ブレイクを果たしました。

 サッカーIQが非常に高いジュニーニョは、選手の才能を見抜いて、それを伸ばす能力を兼ね備えていることは間違いありません。世代交代を掲げる鹿島アントラーズにも、才能溢れる若手が揃っていますが、成長途中の選手も、伸び悩んでいる選手もいます。そういった選手達に、適切な成長の筋道を示してあげることは必要不可欠であると思います。クラブの旗頭になるべく、成長を続けている大迫や柴崎は、ジュニーニョのレベルの高い要求に応えれるようになれば、更に成長することになると思いますし、伸び悩んでいる遠藤や、まだまだ成長過程にある土居等は、要求に応えるべく、必死にプレーすることで成長するでしょう!

 鹿島アントラーズの偉大なOBである本田泰人さんは、今のチームには、若手に叱咤激励できる存在がいないことを問題視されておりました。特に、柴崎はプロ入りから順調に成長してきているので、このまま、すんなりといくと、本人の為に良くないのではないかと危惧されております。ジュニーニョには、中村憲剛レベルのスルーパスを柴崎に要求して、柴崎の更なる成長のきっかけを作って欲しいと思います!その期待に応えることが出来るようになれば、柴崎のA代表入りも見えてくるでしょう!

 本田さんは、その役割を日本人選手に期待していました。ジュニーニョは日本人選手ではないですが、日本で長くプレーしており、経験も豊富なので、その役割を任せることが出来ると私は思います。一人のベテラン選手として、ジュニーニョに若手の成長の道標を示す役割を期待しています。

<余談>
 (GELマガトークライブにおいて)本田さんによると、柴崎は小笠原の偉大さは認めつつも、増田や青木に対しては、自分の方が上と考えているのでは!?との事でした。ベテラン選手のような落ち着きを持ってプレーし、自身のプレーに確固たる自信を持っている柴崎なら有り得るかも!?笑


■マークを分散させる役割
 ジュニーニョは得点に特化すれば、まだまだ15得点は可能な選手ですが、前述の通り、サッカーIQがとても高い選手であるので、鈴木満強化部長が期待するようなマークを分散させる役割も担って欲しいと思います。ジュニーニョにはスラロームドリブルや、半身だけ体をずらして、左足で上げるクロスという素晴らしい武器があり、相手に大変な脅威を与えています。

 昨年は興梠や大迫は相手の徹底マークに悩まされ、相手DFを振り切る動きだけで疲れてしまっていましたが、今年はジュニーニョが左サイドでマークを分散させる役割を担ってくれると思います。何度も川崎フロンターレ時代に悩まされたプレーを味方として発揮してくれるので、大変心強い限りです。TOPで出ようが、2列目で出ようが、川崎フロンターレ時代の様に、最前線でのゲームメークでチームの攻撃を支えてください!


■2列目での起用
 往年のスピードこそ衰えましたが、左サイドを切り崩すスキルはJ1でも十分に通用するレベルにあります。蹴る、止めるといったサッカーに必要な基本スキルを高いレベルで有しておりますし、前線にスルーパスを通した回数が多いという心強いデータもあります。私は、ジュニーニョは2TOPの一角として起用するべきと思いますが、どうしても得点が欲しい時のオプションとして2列目で起用するのは十分可能だと思います。何かやりそうな雰囲気を漂わせた選手ですし、どこのポジションでも脅威を与える事が出来る選手です。戦術に幅を持たせる意味でも、ジュニーニョの加入は大きいですね。


■FWとしてのエゴ
 これも興梠や大迫に学んで欲しいところです。昨日書いた記事で、シリア戦後半に大迫がゴールを狙える場面でパスを選択したことを課題としてあげさせていただきましたが、リーグで得点数を積み上げられない興梠や大迫に不足している事はゴールへの姿勢だと思います。PKのキッカーを巡って、チームメートと試合中に一触即発になるくらい、得点への強烈なこだわりを持つジュニーニョは、放つシュート数も毎年多いですし、どんな位置からでも常にゴールを狙っています。オールラウンダーとして高く評価される興梠・大迫の二人ですが、一流FWになるためには、ゴールを狙う姿勢を身につけなくてはいけません。昨季の鹿島にはエゴを持った選手が少なく、良い意味でも悪い意味でも大人しいチームになってしまっていたので、異分子であるジュニーニョが加入することで、見事な化学反応が起こることを期待しています!

 興梠と大迫には、『アシスト優先でプレーをしていると、他でどんなに貢献していても、美味しいところを全てジュニーニョに持ってかれてしまいますよ。』と言いたいです。笑


 最後まで読んでいただいてありがとうございます。様々な面で分析をしてみましたが、本当にジュニーニョの加入は大きいですね。Jリーグでの実績もあり、フィット出来ない不安も少ないです。何より、川崎フロンターレとの対戦では、やられたイメージしかないので、対戦相手にジュニーニョがいないだけでも精神的に大きいです!
 優勝を目指すには、ジュニーニョの活躍が必要不可欠だと私は考えております。ジュニーニョが周りの選手のレベルを引き上げてくれれば、層が薄い2列目も、少し計算が立つようになるかもしれないので、色々な面で期待しています!

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