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 鹿島アントラーズにとって、15個目のタイトルを賭けた名古屋グランパスとのナビスコカップ準決勝。敵地での対戦でしたが昨年はJリーグを優勝した名古屋には3戦全勝でしたし、今シーズンも未勝利とはいえ、内容自体は決して悪くなく、更に相手は代表選手+怪我人でスタメンが4人も不在です。楽に勝てるはずは無いとは思っていましたが、何とかいけるのではないかという思いはありました。試合はそういった事前の予想通り、苦しい試合となりました。


 ■2TOPを軸に攻め込んだ前半
 前半は大迫、興梠の2TOPを軸に攻撃を組み立て、立ち上がりから名古屋を圧倒します。

 前半開始早々に永井のヘディングを曽ヶ端が掻き出し、肝を冷やしますが、前半10分に小笠原が中盤で相手のボールをインターセプト。そのままドリブルで持ち上がり、大迫へ絶妙なスルーパス。大迫が落ち着いたトラップから、迫り来る楢崎を嘲笑うかの様に、足の振り幅の少ないシュートを冷静に流し込みます。大迫のこのゴールの形は、オリンピック代表の試合でも観たことがあります。打ちやすい位置にボールをトラップし、流し込むようなシュートは角度は違えど、同じようなシュートでした。この試合でも闘莉王相手に何度か仕掛けた、「大迫ターン」に続き、自分の得意の型を確立しつつあります。この形のゴールは今後も多く観られることになると思います。最近の活躍で自信をつけている大迫のゴールにより、鹿島がゴールを奪います。


 前半中に更に何度か決定機を迎えます。大迫の絶妙なパスから興梠が何度か決定機を迎えますが、楢崎のファインセーブ、闘莉王の気合いの入ったクリアの前にゴールラインを割ることが出来ません。どちらかのシーンで興梠が決めてくれていれば、後半の試合展開もかなり違った展開になったのでしょうが、。。

 前半は1-0で終了します。リーグ戦の柏レイソル戦とは違い、攻め方に工夫がみられて、数多くのチャンスを作り出しておりました。リーグ戦の柏レイソル戦では「決定機不足」でしたが、この試合は完全に「決定力不足」でしたので、シュートさえ良い所に飛べばゴールが生まれる予感がありました。しかし、後半も日本を代表するゴールキーパー楢崎が鹿島の前に立ちはだかります。


 ■相手を押し込みながらもセットプレーから失点
 後半も立ち上がりから15分くらいまでに幾度もの決定機を迎えます。特に興梠の落としから大迫が左で叩き付けたシュートを放って僅かに左に逸れたシーンと、野沢のFKから興梠のヘディングがゴール右隅に飛ぶも、楢崎にファインセーブされたシーンはどちらも決めておきたいシーンでした。興梠のヘディングは並のキーパーならまず入っていたと思いますが、さすが楢崎というセービングを見せつけられます。

 後半14分にブルザノビッチと吉村に代えて、橋本と磯村が投入されます。動きが悪く、運動量も少ないブルザノビッチを下げて若い選手が入ってきたことにより、名古屋の盛り返しを警戒しなくてはいけません。

 その直後に大迫の絶妙なパスから興梠の豪快なシュート!枠を捉えるも、またしても楢崎がファインセーブ。これまた決まってもおかしくないプレーでしたが、楢崎の圧倒的なプレーは続きます。

 後半30分過ぎに三都主が投入されます。この交代で名古屋にリズムが生まれて、磯村のヘディングシュート等、危険なシーンが増えてきます。

 そして、後半35分に大迫に代えて田代を投入。その直後に小川のFKが闘莉王にピタリとあい、同点となります。警戒していた男にまたしてもやられてしまいました。

 このシーンでは、何故大迫を代えたのか、観戦しながらだと冷静に考えられませんでした。というのも、大迫の運動量は落ちていませんでしたし、鹿島の多くの決定機に顔を出していた大迫を交代するのは理解できませんでした。試合が終わってから冷静に考えると残り時間を1-0で守りきる戦い方を選択し、大迫と興梠をどちらを残すか選択を迫られたオリベイラ監督は、恐らくイエローカードをもらうと決勝戦に出られなくなるから大迫を代えたのではないでしょうか。今回の会見ではこの交代に触れている質問は無かったので、オリベイラ監督に交代の真意を直接、聞いてみたいです。

 その後はお互いに運動量が落ち、試合は延長に突入します。


 ■柴崎岳、プロ初ゴールは貴重な決勝点に!
 鹿島ファンが待ち詫びたシーンが延長後半2分に訪れます。延長後半より起用された本山の1本のパスがゴールを呼び込みます。

 ゴールのほぼ正面で右サイドの新井場からパスを受けた本山は、トラップした後に一瞬だけ動きを止めます。そして、パスを出す方を全く観ないで、スルーパスを相手DFラインの裏へ通します。このパスに一度、オフサイドラインから戻ってきた柴崎が見事に反応し、反転後のダッシュで相手を振り切り、強烈なシュートが楢崎の頭の上を射抜きます!

 本山のパスは本当にここしかないというタイミングでした。ちょっと早く出していたら柴崎はオフサイドでしたし、またもう少しためてからパスを出していたら、再ダッシュをしてた柴崎はやはりオフサイドでした。
 「『動け!』っていうイメージもありましたけど、ほぼ同時だったと思います。あれ以上タメるとオフサイドになったと思います」と語る本山に対して、「前を向いたときに動き出せばパスは来ると信じていたので」と語る柴崎。二人の描く世界が見事に一致し、難攻不落の楢崎の壁を打ち破る見事なゴールが生まれました。

 試合はその後、キレのあるタルタが磯村のレッドカードを誘発し、10人になった名古屋を相手に守りきり、鹿島アントラーズが15個目のタイトルに向けて、聖地国立競技場で行われる決勝戦へ駒を進めました!


【試合採点※平均6点】
曽ヶ端 6.5点 
新井場 5.5点 
青木 6.0点 
中田 7.0点 
アレックス 6.0点 
柴崎 7.5点 
小笠原 6.5点 
遠藤 5.5点 
野沢 6.0点
興梠 6.0点 
大迫 7.0点 
田代 5.5点  
タルタ 6.5点
本山 7.0点


 ■79年組から若手に引き継がれていく伝統。そして新たなスターの誕生へ!

 この試合は、今後のアントラーズのターニングポイントになった試合と、後に振り返ることになる試合になるかもしれません。というのも、二つのゴールはいずれも79年組の黄金世代の二人のパスから、鹿島の次代を担う若手である大迫、柴崎がゴールを決めたからです。

 鹿島の若手達は普段の練習から大先輩の技術を盗むことは勿論、試合に対する取り組み方や、鹿島アントラーズの歴史を築いてきた伝統を日々先輩達から学んでいます。選手層が厚く、競争が厳しいクラブのため、試合に出場することは往々にして厳しい環境ですが、偉大な先輩達と練習からレベルアップを図ることが出来ますので、先輩達より学んだ高いプロ意識を持って練習に取り組むことからこそ、この様な大舞台で活躍出来ると思います。鹿島を長く支えてくれた79年組も、ベテランの域に差し掛かっておりますが、大迫や柴崎、遠藤をはじめ次代の選手が育ってきているアントラーズの未来は明るいです。若い選手はこういった大舞台での活躍を自信に一気に飛躍することがあります。若手選手達の更なる活躍に今後も目が離せません。


 そして、決勝の相手となる浦和レッズの受賞対象者に大迫や柴崎の様に結果を残した選手はいないため、またそれ以外のクラブでも目立った活躍を残した選手はいないので、準決勝までが選考対象となるニューヒーロー賞を大迫か柴崎が受賞することはほぼ決定的です!個人的には、二試合連続で結果を残している大迫が少し有利かなと思いますが、決勝ゴールを決めた柴崎のインパクトも捨てがたいため、どちらが受賞するのでしょうか。どちらにしろ、鹿島に新たなスターが誕生することになりそうです!



 最後まで読んでいただいて、ありがとうございます。この試合の活躍をきっかけに、大迫はオリンピック代表でのエースを、柴崎はまずはオリンピック代表メンバー入りを目指して欲しいですね!山村君が怪我をしてしまっているので、11月の試合では柴崎の招集も十分に考えられますね!期待しましょう!

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