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 柏レイソル戦で、一人少ない相手を崩しきれず、優勝争いを演じるクラブに対してプライドを傷つけられた鹿島アントラーズ。その試合から中二日で迎える横浜FM戦は、失ったプライドを取り戻すためにも大事な一戦になりました!


 ■悪天候による不運な失点
 開始早々に、信じられない形での失点を喫します。横浜GKのゴールキックが、ゴール前まで伸び、雨、風に視界を遮られた中田浩二の頭に当たりオウンゴール。どうしようもない失点でしたが、開始直後のこの不運で何となくチームが浮き足立ってしまいます。

 続く11分には、信じられない形の失点に百戦錬磨の中田浩二も同様を隠せないのか、やや不用意なファウルでPKを謙譲してしまいます。失点につながりそうなピンチに至る前でのファウルだったので、勿体無いファウルになってしまいました。これを渡辺一真に豪快に叩き込まれ、早くも2点のビハインドを背負います。

 今シーズン、鹿島のDFラインを支えてきたのは中田浩二です。日本代表召集も噂されるほどのハイパフォーマンスを見せておりましたし、試合に負けたとき、最後までサポーターに頭を下げていた姿に象徴されるように責任感の強い男です。その中田浩二が迎えた厳しい状況を打破すべく、チームがここから一丸となります!


 ■流動性を取り戻した3TOP
 2点のリードを得た横浜FMはゴール前に引きこもり、カウンターを狙う定石どおりのスタイルに変更します。鹿島も前半はポゼッションは高いものの、シュートに持ち込めない悪癖が再び顔を出し、惜しいシュートは大迫がゴール前で強引に打った左足のシュートのみでした。

 その状況を打ち破るため、柏戦に続き、後半頭から再び3TOPに変更します。柏戦、相手の守備を崩しきれなかった理由は3TOPのポジションが中央田代、右に興梠、左に大迫と固定されてしまって、攻撃に流動性が見られなかったことが原因ですが、この試合はポジションチェンジが柏戦より活発で、だいぶその問題点が修正されていました。以下、3人の出来を個別に振り返ります。

 #13 興梠 慎三
 この試合は裏を狙う動きを続けて、相手に脅威を与え続けました。何度かオフサイドを取られたシーンがありましたが、どれもぎりぎりの判定だったので、相手はラインコントロールにかなりの神経を使わなくてはいけなくなりました。また、悪天候の中、体を入れてボールを収め、ゴール前でのファウルを獲得し、チームを助けました。

 そして、何より興梠らしい素早い反転からのゴールを決めました!あのゴールはチームを勢いづける貴重な一点でしたし、FWへの最良の薬はゴールです。ゴール直後、野沢のスルーパスを受け、完全な一対一になりましたが、ループシュートを選択し、惜しくも外しました。鹿島のエースを名乗るには絶対に決めなくてはいけない場面であるのは間違いないですが、迷い無く難易度の高いループシュートを選択した事に、少しプレッシャーから解放された感じがします。まだDFと一対一の場面でキープを選択したりと本調子であるとは言いがたいですが、昨日のように裏を狙う動きを続ければ、必ずや結果はついて来ると思います!


 #9 大迫 勇也
 大迫のドリブル突破は鹿島の大きな武器となっていました。悪天候で、他の選手がボールを扱うのに苦労している中、後半は左サイドで基点となり、ドリブルで相手を抜き去ってクロスしたり、タメを作って周りの選手を活かしたり、中に切れ込んでシュートしたりと縦横無尽の活躍でした。
 相手を抜いて上げた絶妙なクロスも良かったですが、中央で三人に囲まれながらも、ボールをキープしつつ右足を振りぬいた同点ゴールは、鹿島の偉大なエース・マルキーニョスを彷彿とさせるゴールでした!あのゴールに鹿島の未来を見た気がします。

 大迫は穴が少ないオールマイティー性が大きな魅力ですが、その非凡な得点感覚はゴールに近いところで発揮して欲しいと思うので、左サイドに固定しておくのには、勿体無い選手です。これからもゴールに近い位置で、ゴールを量産して欲しいです!

 最後に一つ。この試合の家元主審への大迫へのジャッジは不可解なものが多かったですが、よく絶えてくれたと思います。審判も人間ですから、印象次第で悪いジャッジをされることもあれば、有利なジャッジを受けることもあるので、不可解な判定にも気持ちを切らさずにプレー出きることはとても重要だと思います。


 #30 田代 有三
 今シーズン、得点力不足を揶揄されるFW陣の中で、二桁得点という結果でその存在をアピールしてきた田代。この試合も再びベンチスタートとなってしまいましたが、またしても重要な場面でチームを救ってくれました。DFと競り合いながらの魂のヘッドでチームに貴重な勝利をもたらしました。この試合は、チャンスには結びつかなかったですが、柏戦の3TOP機能不全を解消すべくサイドに流れるプレーも見せた田代。中央ではポストプレーで何度かチャンスにつながるプレーを演出してくれました。
 リーグ戦では、試合終盤に決めれば勝てる場面で、決めきることが出来ませんでしたが、鹿島が何度も煮え湯を飲んできたナビスコカップ準々決勝の舞台でやってくれました!次の試合も勝利につながるゴールを期待します!


 ■全盛期に戻ったかのような小笠原と才能の片鱗をみせた柴崎 
 この試合の小笠原主将は出色の出来でした。ものすごいプレスでボール奪取を繰り返し、サイドに、そして前線に正確なボールを配給し続けました。スタミナも延長後半途中に交代するまで、落ちることはありませんでした。タイトルを前にして、小笠原の闘争心にスイッチが入ったのでしょうか!?Jリーグの残り試合、そしてナビスコカップ、天皇杯は小笠原がチームを牽引すると思います。

 柴崎はまだまだ経験不足から、ミスも少なくありませんでしたが、時節見せるプレーにその無限の可能性を感じます。インターセプトの勘は巣晴らしく、ピンチを未然に防ぐプレーをリーグ戦に続き疲労してくれましたし、中盤で相手に囲まれながらも、ワンタッチでボールを捌けるセンス、ピッチを俯瞰しているかのような、正確なロングパス。そして120分走り続ける体力。中盤の選手に必要な要素を兼ね揃えている柴崎は、やはり並みのルーキーではありません。


【試合採点※平均6点】
曽ヶ端 6.5点 
新井場 6.5点 
岩政 6.5点 
中田 5.0点 
アレックス 6.0点 
柴崎 6.5点 
小笠原 7.0点 
遠藤 5.5点 
野沢 5.0点
興梠 7.0点 
大迫 7.5点
田代 7.0点 
タルタ 6.0点  
青木 採点対象外



 最後まで読んでいただいて、ありがとうございます。昨日のような、気持ちの入った試合を観るのはサポーター冥利につきますね。試合終了の笛が鳴ったとき、苦しい試合を勝って選手の歓喜の様子が見れると思ったら、全てを出し切って、その場に座り込む選手が多かったのが印象的です。
 次節の相手は名古屋グランパスに決まりました。名古屋も新潟との死闘を制して勝ち残っておりますし、次節の戦いはアウェーとなるため、厳しい戦いが予想されます。しかし、優勝を狙うには避けては通れない相手であるので、調子の出てきた攻撃陣に期待し、勝利して、国立へ駒を進めましょう!

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