上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。




 残り7試合となった中で、ACL出場権を勝ち取るためには絶対に負けることが出来ない、いや勝たなくてはならない試合でしたが、過去16年間1度も負けたことの無い柏レイソルとの鹿島スタジアムでの対戦において、優勝争いを演じるクラブとの実力差を認めざるを得ない完敗を喫してしまいました。


 ■ボールポゼッションを高めるアントラーズに対して、カウンターを狙う柏レイソル
 スタメンは予想された4-3-3ではなく、普段通りの4-4-2の布陣でスタートしました。前半は前回の国立での対戦同様、立ち上がりからアントラーズがボールを支配する流れでしたが、時節鋭いカウンターを柏レイソルが見せるというところまで同じ展開といえます。

 ボールポゼッションは保てる展開でしたが、鹿島側としては無難な横パスが多く、エリアにはほとんど侵入できず、決定的なチャンスを作ることが出来ません。守備時には、青木が流石の守備範囲の広さを見せて、ピッチの広い範囲をカバーしたり、良いインターセプトを見せたりするのですが、パス回しで青木のところでパスの流れが止まってしまうことが多いです。守備力だけを見ればJリーグ屈指であることは間違いないのですが、ここら辺が青木スタメン出場時の勝率の低さに表れているのかもしれません。浮き球のサイドチェンジは良いものを持っているのですが。

 鹿島としてはボールを支配しているものの、柏の狙いが素早いカウンターであることが明白なため、人数を掛けて攻めれない事情もありましたが、青木のパスミスから柏に狙い通りのカウンターをくらい、痛い失点を喫します。柏のチャンスは試合を通じて、このシーンと試合終了間際のレアンドロ・ドミンゲスが抜け出したところの二回くらいでしたが、そのうちの一回を見事にゴールに結び付けました。前回の記事でも書きましたが、レアンドロ・ドミンゲスは本当に良い選手です。スペースを空ければ、強烈なミドルを放てますし、必要に応じてワンタッチで攻撃のリズムを作れますし、決定的なパスも出せます。チームの攻撃力を大きく上げることの出来る素晴らしい選手ですね。全盛期のビスマルクを彷彿とさせます。


 この得点後、やや柏に流れが傾きかけますが、イエローカードをもらった後も危険なプレーを何度かしていたCBのパクが前半中に二枚目のイエローカードで退場します。この時点で、この試合はもらったと思ったのですが…


 ■柏の守備組織の前に、単調な攻撃を繰り返す
 後半は立ち上がりから大迫を投入し、負けていたとき様に一週間練習していた4-3-3のフォーメーションに変更します。しかし、ネルシーニョ監督もその交代は心得ていたため、柏の4バックのうち、3枚をマンマークにつけ、1枚をカバーリングという布陣を引きました。
 
 鹿島側としては、引いて守る相手に対して、ボランチの増田を1列あげて、野沢のポジションも更に前に押し上げようとしたのですが、アンカーの青木が効果的なボールを配給できないこともあり、攻め手を欠いておりました。

 業を煮やしたオリベイラ監督は57分に小笠原を投入します。最初は増田との交代を指示していたようですが、1,2分迷って、青木との交代を決断します。ここで相手のカウンターを警戒して青木を残す決断をしていたら、指揮官の弱気な姿勢は選手に伝播するので、嫌な予感がぷんぷんしましたが、直前に方針変換したようです。この判断変更が吉と出ることを祈りました。

 小笠原が入ってからは、ボールが左右に配給され、また縦へのパスも少しずつ入るようになり、野沢の決定的なシュートシーンも迎えますが、これは相手キーパーのファインセーブに会い得点出来ず。その後もボールを回しながらチャンスを伺うものの、相手の勝ち点3への気迫がものすごくほとんど決定的なチャンスを作る事が出来ませんでした。


【試合採点※平均6点】
曽ヶ端 6.0点 
西 5.5点 
岩政 5.5点 
中田 6.0点 
アレックス 5.5点 
増田 5.5点 
青木 4.5点 
遠藤 5.5点 
野沢 5.0点
興梠 5.0点 
田代 5.5点 
大迫 6.0点  
小笠原 6.0点
新井場 採点対象外

 興梠はシュートに対する姿勢が見れなかったのが残念です。試合終盤にFWの選手がパスをしていたら、得点は生まれません。ゴールに飢えているのであれば、何がなんでもシュートを打つという気合いを見せて欲しかったです。
 また、せっかくの3TOPもポジションがほぼ固定されていて、流動性が無かったため、相手に脅威を与えられませんでした。ポジションチェンジを行う等して、相手のマークを引きはがす工夫が欲しかったです。


 ■未来への光
 この試合、メンバー発表にサプライズがありました。本山がサブからも外れたことです。鹿島を支えてきた79年組も常時出場を果たしているのは、曽ヶ端と中田浩二の二人のみ。小笠原は今シーズン途中から控えにまわり、試合に出ることが無い事もありますし、新井場も然りです。本山についても、出番が無いことや、出ても10分程度の出場時間であることが増えてきました。
 一方で、若手では大迫や遠藤、柴崎が着実に成長してきており、大迫や遠藤については、準レギュラーを掴み、柴崎も控え陣の中では選択順位は上位にあります。増田もまだまだ26歳と成長過程にありますが、小笠原のDNAを引き継ぐ様に日々成長して、代表まで登り詰めました。
 来年には、即戦力として山村君も加入しますし、少しずつではありますが、世代交代は着実に進んでおります。

 鹿島アントラーズというクラブは、数字上可能性がある限り、優勝もACLも絶対に諦める訳には行かないクラブですが、現状として、ここ4試合で勝ち点3しか獲得できていない閉塞された状況にあります。その状況を打破するために、思い切ったメンバーの登用というのは、決して無効では無いと思いますので、今シーズンのためにも、そして来シーズン以降を見据えても、今シーズンの残り6試合は若手の積極登用に期待したいと思います。



 最後まで読んでいただいて、ありがとうございます。ナビスコカップのようなトーナメント形式の戦いは「勢い」が最も重要なので、しっかりとこの敗戦から切り替えて、横浜FM戦に臨んでくれるくとを期待します!

 更新の励みになりますので、以下の「鹿島アントラーズ応援バナー」をクリックいただけると幸いです。感想など、お気軽にお願い致します。 

にほんブログ村 サッカーブログ 鹿島アントラーズへ
にほんブログ村
関連記事




コメント(2) | トラックバック(0)
コメントを書き込む時は、以下の事項を守る様にお願いします。

1.コメント投稿により、管理人からの返信を望まれる場合は、必ず名前を記載して下さい。返信は2~3日掛かる事もありますが、予めご了承願います。
2.丁寧な言葉遣いをお願いします。守られない場合はコメントを削除させていただきます。
3.単なる誹謗・中傷については、FC2ブログに報告の上、削除・コメント禁止とさせていただきます。


秘密

トラックバックURL
→http://kantlers.blog9.fc2.com/tb.php/126-699451fa
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。