上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。




 今年2月より1年間の契約で、鹿島アントラーズのユース・チーム監督にキッカ氏が就任しました。今回はキッカ監督の経歴や人となりと、キッカ監督率いるユースチームの快進撃について記事にしたいと思います。
 前編として、まずキッカ監督について、記載します。

 ■鹿島アントラーズ入団前の指導者キャリア
 1995年現役引退後、ジーコの勧めにより、指導者としてキャリアをスタートさせることを決意し、CFZ(ジーコサッカーセンター)のサッカー・スクールのコーチとして指導者としてのキャリアをスタートさせます。後に同クラブのmirimカテゴリー監督に就任し、1999年には州リーグのタイトルを獲得します。またinfantilカテゴリーを率いては2003年に日伯友好杯優勝の偉業を成し遂げました。この大会は、ジーコやCFZ、キッカ監督にとって、初めてホストチームであるCFZが優勝した忘れられない大会となっております。
 2007年にアラブ地域に挑戦の場を移します。 Al-Nasr, Al-Shababでの成果を評価されサウジアラビア17歳以下代表の監督に就任、2008年にガルフ杯を制します。翌2009年にはチュニジア杯も獲得しました。


 ■鹿島アントラーズユース・チーム監督に就任
 鹿島アントラーズがキッカ監督に注目していたのは、なんとと1996年にも遡ります。キッカ監督自身も自分の人生において終生最も大切な存在であるジーコが愛情を注ぎ込んだ鹿島アントラーズのユースチームへの就任を、キッカ監督は大きなチャンスと捉えております(キッカ監督にとっては、23歳で引退した失意の時に、ジーコが指導者の道を歩む様に勧めてくれ、さらに監督としての最初の仕事も用意してくれた、自分の人生に於いて終生最も大切な存在がジーコであると語っています)。
 
 鹿島アントラーズ入団に際して、指導方針は「体のケアを大事にした上で文武を両立させ、できることなら全員をトップチームへ押し上げたい」と高い理想を掲げました。ブラジルへ遠征した日本の少年選手たちを多数見てきたこともあり、記者から日本選手の感想を聞かれると「落ち着き、冷静さが少々欠ける所であるので、ボールを受けても自分ひとりでプレーするのでなく、みんなを使って攻めるのがチームプレーだということを伝えたい」と来日前から日本選手へのイメージも具体的に持っており、ジーコの影響もあり、日本人を常日頃から着目していた様子が伺えます。キッカ監督はユース世代では初の外国人監督となります。


 ■人情溢れる義理堅い一面
 来日2カ月で遭遇した東日本大震災。日本に来たばかりのキッカ監督にとっては地震そのものも初体験でした。
 余震も収まらず、チームは帰国を促したましたが、キッカ監督はそれを断り続けました。しかしチームは一時解散となり、周辺の学校も休校となったため、やむなくブラジルへ帰国しましたが、キッカ監督はすぐに、夫人や2歳の子供とともに家族全員で鹿島に戻ってきました。
 その理由は、来日から2カ月のキッカ監督やそのご家族のために、「水は? 食べ物は足りているか?」と近所の人に良くしていただいたからとの事です。彼らを放っておくわけにはいかない、その恩に報いたいとの思いから、すぐに日本に戻ってきました。思えばキッカの師匠にあたるジーコも、家族の反対を押し切って5年ぶりに来日し、日本のために勢力的に活動をしてくれました。

 このキッカ監督の優しさは、きっと鹿島の未来を担う若者達に注がれていることと思います。


 ■今年の日伯友好杯を視察して
 今回の友好カップでは、鹿島アントラーズ、ノルテ、つくば、Jリーグ選抜が戦った3日間、アントラーズユースのキッカ監督がリオに滞在し、日本の各チームの試合を観察しました。
 日頃から、日本で見ている選手達が、ブラジルで、ブラジルのチームと対戦する。それを、ブラジル人指導者の目で観察したのがキッカ。その貴重な立場で感じた印象と意見を語ってくれました。
 
 ★キッカからのアドバイス(鹿島ユース監督)
 今大会、僕は9試合を観察した。
 ここに来ている少年達のことは、日本で日本人と対戦しているところは、これまでも見てきた。ここではブラジル人と対戦したけど、それは、彼らにとって新しい経験だし、重要な経験だったはずだ。
 技術的には、非常に成長したと思う。ただ、この大会のレベルは高く、ブラジル人もベストを尽くして臨む。だから、日本人が改善しないといけないのは、戦う、そして、勝つ、というスピリットだった。技術的には、彼らもすごく良かったからね。

 日本の指導者達は、もっと選手達に自由を与えるべきだと思う。そして、選手がもっとクリエイトするために、もっと少年達に自信をもたせること。もっと落ち着きを与えること。要求は、少し減らしてでもね。
選手達に、もっと自由を与えるんだ。日本の選手達には、大きなポテンシャルがあるんだから。

 そして、選手達に伝えたいメッセージは、みんなには大きな未来がある、大きなポテンシャルがある、ということだ。だからこそ、もっと自分を信じることが必要なんだ。
大会を戦う時には、もっと信じないといけない。そして、対等にプレーすることだ。相手より劣っているとは思わないこと。みんなには、戦い、大会で優勝するコンディションがあるんだ。
 もっと、自信を持とう。
 (ジーコ公式サイトより)



 思い入れのある日伯友好杯を視察して、熱いコメントを残してくれたキッカ監督。日本人の可能性を信じて、その可能性を伸ばすことにきっと心血を注いでくれるでしょう。今年の鹿島ユースの快進撃については、後編に譲りますが、この優しく一生懸命で、若年層の育成には抜群の実績を誇るキッカ監督に支えられた鹿島アントラーズの未来は明るいといえるでしょう!野沢や曽ヶ端のような逸材が次々とユースから輩出される日が待ち遠しいです!



 最後まで読んでいただいて、ありがとうございます。

 更新の励みになりますので、以下の「鹿島アントラーズ応援バナー」をクリックいただけると幸いです。感想など、お気軽にお願い致します。 

にほんブログ村 サッカーブログ 鹿島アントラーズへ
にほんブログ村
関連記事




コメント(2) | トラックバック(0)
コメントを書き込む時は、以下の事項を守る様にお願いします。

1.コメント投稿により、管理人からの返信を望まれる場合は、必ず名前を記載して下さい。返信は2~3日掛かる事もありますが、予めご了承願います。
2.丁寧な言葉遣いをお願いします。守られない場合はコメントを削除させていただきます。
3.単なる誹謗・中傷については、FC2ブログに報告の上、削除・コメント禁止とさせていただきます。


秘密

トラックバックURL
→http://kantlers.blog9.fc2.com/tb.php/123-ff5f0226
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。